こんにちは。
キャリアコンサルタントの松井えみと申します。
このブログを見つけ、そしてこうして読んでくださり、ありがとうございます。
これまで私は、営業職から始まり、人事、人材育成、キャリア支援と、さまざまな立場で「人」に関わる仕事をしてきました。 順風満帆とは言えない道のりで、たくさんの出逢いや葛藤、学びがありました。
人はいくつになっても、関わり方や環境次第で、大きく成長する可能性を持っています。その成長の形は一つではなくて、それぞれに合ったやり方やタイミングがある。私は、これまでのキャリアの中で、そんな「人の変化と成長の瞬間」にたくさん立ち会ってきました。
このブログは、そんな私の経験や想いを、少しずつ言葉にして残していきたい―そう思って立ち上げた場所です。
私のキャリアの歩み
私のキャリアは教育業界の個人向け営業職としてスタートしました。実は就活らしい就活はしておらず、たまたま話を聞きに行った企業でお声を掛けていただいたこ゚縁でした。
入社して3年目のとき、新規事業の立ち上げで、マネージャーとなり、初めての部下、それも年上の部下を持つ経験をしました。今思えば、そこから私の人材育成という扉が開かれ、本当に様々なことを日々悩み、失敗し、喜び、学びました。
その後、類似業界を2社転職後、30代前半でウェディング業界に転職しました。
営業職から人事に異動し、そこから約12年人材育成やキャリア支援に携わるようになります。人に関わり、その関わりを通して人が成長し、さらに自分も成長させてもらえることは、とても有り難い環境でした。
前職での人材育成経験
人材育成の現場では、OJT頼りになっている社内研修を刷新するため、OFF-JT(座学研修)を導入しました。当時私を人材開発に呼んでくれた上司は、私が中途入社して感じた課題を同じようにお持ちで、たくさん対話しながら、社内教育制度を導入していくことになります。
新入社員研修やキャリア研修、人材育成研修、メンタルヘルスなど、すべて内製化し組織全体の成長に貢献しました。
その流れで、企業内キャリアデザイン室を立ち上げ、年間約100名、延べ1000名以上のカウンセリングを実施してきました。年齢や性別、部署や働き方も様々な方々と、仕事のことだけでなくプライベートに関する相談にも対応し、一人ひとりに寄り添った支援を提供しました。
このカウンセリングを通して、多くの人が自分のキャリアに対する不安や迷いを抱えながらも、なかなか言語化できず、一人で悩んでいる人がいることに気づきました。
同時に、社内の相談窓口責任者として、メンタルヘルスやハラスメント対策の推進にも携わりました。比較的風通しが良い企業だったとは言え、今の時代さまざまな悩みが私のところに寄せられて来ましたので、当時は従業員のことだけ考えている日々でした。今でも同じ季節が巡ると、毎晩のように夢を見る時期があります笑
約12年勤めた会社でしたが、結婚、出産を機に退職し、現在は子育てをしながら、キャリアコンサルタントとして独立し、企業研修講師や、キャリア支援など、人々の成長と幸せをサポートする仕事をしています。
ブログを始めた理由
企業で行われている研修は、予算をかけて実施しているにも関わらず、なかなか現場で活かしきれていない厳しい現実があります。日常業務に追われている受講者が「受けること」が目的になってしまっていることにも勿体なさを感じています。
「研修はスキルを学ぶだけでなく、働く現場で活かせるものであること」
「OFF-JTが基礎、OJTは応用。この相互の繰り返しによって人は螺旋状に成長していく」
「頭で理解して終わりではなく、自分で考え、行動できる考動力を育めるものであること」
このように考え、研修内容を実務に結び付けられるよう工夫を重ね、プログラムを構築しました。
これらの経験を活かし、キャリアに迷っている方や、人材育成に携わる管理職の方に、ヒントとなる情報をお届けしたいと思っています。このブログは、次のようなテーマを中心に発信していきます。
▶管理職・マネージャー向部下育成アドバイス
▶Z世代の育成のポイント
▶キャリアの悩みとの向き合い方
▶実践的な研修設計の考え方
▶人事担当者向けのアドバイス
長い道のりかもしれないけれど
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
こうして文章にしてみると、自分でも「いろんなことがあったなぁ」と、こみあげてくる想いがあります。
人のキャリアには、正解なんてありません。
まっすぐな道もあれば、迷い、立ち止まり、回り道をすることだってたくさんある。
私自身も、たくさん悩みながら、試行錯誤しながら、ここまできました。そしてこれからも、きっと悩みながら歩いていくのだと思います。
このブログも、まだまだ始まったばかり。
すぐにたくさんの人に届くわけではないかもしれません。でも、どこかで誰かの心に、そっと寄り添えるような存在になれたら―そんな想いで、これからも一歩ずつ自分の言葉で綴っていきます。
よかったら、また読みにきてくださいね。
これからどうぞよろしくお願いします。